全般 ご注文苗に関する免責事項 苗の育成には最善を尽くしておりますが、苗の特性、天候等により納期や葉齢がご注文と異なる場合がございます。予めご了承下さい。育苗における本数の不足や苗による生育不良等があった場合も保障はお買い上げ代金を限度とさせて頂きます。何卒ご理解、ご了承の程お願い申し上げます。 ご注文 ○ご予約苗は納品3ヶ月前までにご発注下さい。 播種が間に合うご発注でも、生産許容量の関係で、ご希望納期に合わせて生産することが難しくなる場合がございます。予定が決まりましたら、品目・規格に関わらず、お早めにご発注ください。○ご発注はFAXにて承ります。 ご注文内容の相違によるトラブル防止のため、お電話のみでのご発注はお受けしておりません。ご注文済みの内容の変更や余剰苗のお問い合わせもFAXにてお願い致します。 希望納期、規格、品種、数量、納品先(お名前、ご住所、電話番号)、生産者名を必ずご記入下さい。発注№、仕様のご希望がございましたらご記入をお願い致します。生産農場、配送便のご指定はお受け致しかねます。予めご了承下さい。○弊社よりご注文書(請書)を返信し、ご注文確定となります。 ご注文書へ「受注確認済」の捺印があることをご確認ください。 納期変更 気象条件、生育状況等によっては、当初のご希望納品日でお届けすることが困難となる場合もございます。その際、良い苗をお届けする為に、弊社より納期変更のお願いをさせていただくことがございます。ご理解、ご了承の程お願い申し上げます。 納品後の確認 ・納品されましたら、すぐに箱の開封、苗のご確認をお願い致します。 ・破損等がございましたら、販売店様にご連絡をお願い致します。 ハウス環境への順化 夏場は特に、納品後、定植・鉢上前にハウス環境へのならしを行ってください。苗は長時間に渡って、暗室・多湿・低温(空調付配送時)条件下におかれております。そこからすぐに極端な高温・乾燥・強光下に晒されるとダメージを受けてしまいます。到着後は十分に潅水し、上記の環境をさけ、数時間~数日かけてハウス内への順化をお願い申し上げます。 ベリマーク処理 育苗中にベリマークSCを潅注して出荷するオプション(追加料金)を実施しております。下記点について、ご了承をお願い致します。 ・生産開始後(播種後)の追加・変更はできませんので、ご発注の際にご要望・ご相談下さい。 ・散布はスペーシング(ずらし)前の実施となります。夏場では出荷10~14日前が目安となります。 規格 ◆アースストレート苗 不織布の分解 培地を巻いている不織布は生分解性であり、圃場にすき込めば、数年で分解されます。 活着までの管理 アース苗は直接定植を想定した商品ですが、ポット苗と比べると培地量が少ないため、乾きやすい傾向にあります。特に定植してから数日は株元に十分な潅水を行ってください。 ポット苗とのサイズ差 アース苗はポット苗と比べると、培地が小さく、育苗日数も短いため、苗サイズ・生育ステージともに小さい規格です。気温の高い7~9月上旬であれば、ポット苗の同日に定植しても、生育が追いつき収穫開始時期に大きな差は生じないことが多いですが、9月中旬~6月においては、苗サイズの差が収穫開始時期の差に現れやすくなります。ポット苗と同時期に収穫されたい場合は、早めの定植をお願い致します(ただし、定植する時期・品目によって異なります)。 ◆ツイン苗 脇芽の不揃い 特に高温時期の生育スピードが速い育苗環境下では、芽の高さや大きさに差が出る場合があります。また品種によって脇芽が不揃いとなりやすい場合や奇形等が発生しやすい場合があります。良苗供給に努めますが、不揃い苗の発生リスクがある点を予めご了承下さい。 摘芯の場所 アース50ツイン・ツイン9cmポットでは、通常3枚目の本葉を摘芯し、1枚目と2枚目の脇芽を伸ばして2本仕立とします。しかしながら、苗の状態や品種によって、3枚目ではなく、4枚目を摘芯した方が、脇芽の揃いが良くなると判断された場合は、4枚目を摘芯いたします。あらかじめご了承ください。 ◆ウイルスガード苗 注意点 ・他のウイルス病、カビおよび細菌病などへの効果はございません。 ・本葉は退緑斑・子葉には接種痕としてヤケが発生することがあります。 ・慣行苗と比べて生育が少し遅れることがあります。 ・慣行苗と比べて追肥が必要な場合があります。適宜ご判断をお願い致します。 ◆セル苗 ハウス環境への順化 苗は小さければ小さいほどデリケートです。特に夏場のセル苗はハウス環境への順化を丁寧に行ってください。 品目 トマト 水疱症 多湿、低紫外線の環境下ではトマト葉面に未分化細胞の塊が発生することがあります。水疱症と呼ぶ場合もあります。特に閉鎖型育苗施設での生産中に見られます。 また、これに類似した症状として、茎の一部が壊死し、かさぶたのようになることもあります。 これにより、葉の一部にヤケ、本葉が一枚脱落することがあります。発生抑制に尽力いたしますが、品種によって発生率が高いものがあり、出荷苗に含まれる場合があります。しかし、その後の生育への影響は小さいためご安心ください。 トマト 斑点症状 一時的な低温環境やストレスにより下位葉に発生することがあります。品目としては、ミニトマトおよび中玉トマト、時期としては、気温の変化が激しい秋、初春に発生しやすくなります。その後の生育への影響は小さいため、ご安心ください。 キュウリ 小斑点症状 複合的な要因により発生し、特に秋~冬季の低温・乾燥期に多く見られます。病気ではなく、発生後も問題なく生育していきますので、ご安心ください。 キュウリ 奇形葉、ふ入り葉、軽度萎縮 奇形葉 ふ入り葉 軽度萎縮 環境的な要因、品種特性、種子の状態により、本葉に奇形が生じる場合がございます。重度である場合を除き、上位の本葉は正常に展開していきますので、ご安心ください。